「長者番付」は時代を映す鏡でもあった(左から松下幸之助、タワー投資顧問運用部長の清原達郎氏/共同通信社)
松下幸之助/1954年度から1968年度にかけて、松下は1位を9回獲得。他はすべて2位という番付の常連だった(写真/共同通信社)
井植歳男/国産の洗濯機やテレビの製造で財を成し、義兄・松下幸之助とともに家電業界の頂点に立った(時事通信フォト)
山岡荘八/1953年から1967年にかけて刊行された『徳川家康』(全26巻)はサラリーマンを中心に幅広く支持され、1500万部を売り上げた(写真/共同通信社)
石原裕次郎/1972年『太陽にほえろ!』出演を機に映画からテレビドラマに進出。幅広い人気を獲得した(写真/共同通信社)
松任谷由実/本人の作品のみならず、『瞳はダイアモンド』『Woman“Wの悲劇”より』などの提供楽曲でもヒットを飛ばした(写真/共同通信社)
赤川次郎/作家のトップ10入りは1977年の森村誠一以来2人目。この年から3年連続ランクインを果たした(時事通信フォト)
多田精一/相続税対策と株式公開に向けた株の売却益(推定約240億円)で1994年度の長者日本一になったといわれる(写真/共同通信社)
三浦知良/1993年に開幕したJリーグの牽引役。1994年はヴェルディ川崎からジェノアCFCに期限付で移籍した(時事通信フォト)
松本人志(左)/1994年度芸能部門2位。約250万部を売り上げた『遺書』で1995年度はタレント部門1位に輝いた。相方の浜田雅功(右)は1994年度4位
宇多田ヒカル/初のベストアルバム「UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.1」が260万枚の大ヒット。さらに「Utada」名義で世界進出を果たした(写真=avalon/時事)
柳井正/2004年度に初のトップ10入り。格安のフリース商品が飛ぶように売れ、「デフレの申し子」と呼ばれた(写真=Reuteres/AFLO)