【被災時に自宅にとどまる】長期にわたる避難生活を生き抜くための15の工夫　「ツナ缶を使って懐中電灯代わりに」「重曹は洗濯や洗髪に重宝」

ペットボトルシャワーで水の節約

「ペットボトルのキャップに画びょうなどで複数の穴を開ければシャワーボトルに。ボトルを押したときだけ少しずつ水が出るので、節水しながら手洗いができます」

重曹、焼酎、アルコールジェルで“洗髪”

「洗濯同様、洗髪にも重宝するのが重曹です。頭の汚れやにおいが気になったら、まずはマッサージをして頭皮の脂を浮かし、重曹を溶かした湯に浸した軍手をはめて頭皮をふくと脂が取れてスッキリします。重曹がない場合は、焼酎や手肌に使うタイプのアルコールジェルを、薄めず軍手に染み込ませてふけば、ドライシャンプーの代わりになります」

“ラップ”で洗い物を減らす

「食品包装用ラップフィルムを食器に巻いて使えば洗わずに済み水の節約に。なければ食器の汚れをペーパーなどでよくふき、アルコールスプレーをかけて」

ホットケーキミックスを活用して主食もおやつも！

「炊飯に時間のかかる米と違い、水と混ぜてカセットコンロで焼くだけで、すぐ食べられるので、避難生活時に重宝するのがホットケーキミックスです。薄く焼いてジャムを塗ればおやつになるし、魚肉ソーセージなどにマヨネーズをかけたものを巻けば、腹持ちのよい主食にもなります」。

　薄く作れば余熱でも火が通るのでカセットボンベの節約にも。