牛丼チェーンの松屋は3月12日、福岡県の辛子明太子製造業者「かねふく」とコラボレーションした新メニュー『たっぷり明太タルタルチキン定食』を発売した。
『たっぷり明太タルタルチキン定食』は、鉄板で焼いた鶏ささみに、南蛮ダレと明太子タルタルソースを合わせたメニュー。ゆで卵が1個トッピングされており、そのゆで卵を潰しながら食べることで“オリジナルのタルタルソース”を楽しめる。価格は890円。
牛丼チェーンでは珍しい明太子を使用したこのメニューは、SNSでの評判も上々。そこで、マネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者Aが、『たっぷり明太タルタルチキン定食』を実食し、そのおいしさを確かめてみた。
明太タルタルはごはんにのせてもおいしい
記者Aが都内の松屋を訪れたのは、平日の午後1時前。昼時ということで、ランチの利用客も多い。
「私が行ったのはカウンターのみのそれほど大きくないお店です。私が入店した時点でお客さんは6人いて、そのうちの3人が『たっぷり明太タルタルチキン定食』を食べていました。発売開始直後ということもあったのでしょうが、結構な人気を感じました」(記者A・以下同)
そして記者Aは、『たっぷり明太タルタルチキン定食』を実食。濃厚な明太タルタルソースと甘酸っぱい南蛮ダレの“マリアージュ”を堪能した。
「辛子明太子はピリッとした辛さがあり、南蛮ダレは、甘みと酸味がそれぞれしっかり主張しています。いろいろな味がそれぞれはっきりと感じられながらも、上手く絡み合っているという印象です。
どちらかといえば“濃いめ”の味で、多少重く感じるのかもしれませんが、チキンはさっぱりとしたささみ肉なので、バランスが取れていると思います。そして確実にごはんに合う。文字通り、ご飯が進むおかずです」