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【ドル円週間見通し】底堅く推移するか 日本政府の為替介入への警戒感も

・3月25日-29日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)3月CB消費者信頼感指数 26日(火)午後11時発表予定
・予想は107.0
 参考となる2月実績は106.7。労働市場の状況や国内の政治環境に対する懸念があったようだ。3月についてはやや改善する見込みだが、国内の政治環境がすみやかに改善する見込みは薄いため、2月実績と差のない水準にとどまる可能性がある。

○(日)2月失業率 29日(金)午前8時30分発表予定
・予想は2.5%
 参考となる1月実績は2.4%。有効求人倍率は1月実績と同水準となる可能性があるが、求職者数の増加によって失業率はやや上昇する可能性がある。

○(日)2月鉱工業生産速報値 29日(金)午前8時50分発表予定
・予想は、前月比+1.5%
 参考となる1月実績は前月比-6.7%。1月の落ち込みは自動車メーカーの工場停止や能登半島での地震が影響した。2月については反動増が予想されるものの、生産状況は回復していないため、大幅増は期待できない。

○(米)2月コアPCE価格指数 29日(金)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+2.8%
 1月は住居費と公共料金の上昇が寄与した。2月については住居費と金融サービス・保険の上昇が見込まれており、上昇率は1月と同水準となる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・25日(月):(米)2月新築住宅販売件数
・26日(火):(米)2月耐久財受注
・27日(水):(豪)2月消費者物価指数
・28日(木):(英)10-12月期国内総生産改定値、(独)3月失業率

【予想レンジ】
・149円50銭-154円00銭

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