トレンド

バッティングセンターの相次ぐ閉店にファンの嘆き 「子供の頃に野球経験がないと大人になっても行かない」野球人口減少の影響は大きい

160km以上を楽しめるバッティングセンターも

160km以上を楽しめるバッティングセンターも

子供が遊びたがるのはキャッチボールよりリフティング

 メーカー勤務の50代男性・Bさんも、野球人口の減少を感じることが増えたと話す。

「私が子供の頃は公園でキャッチボールをして、人の家の庭に入ってしまったボールをよく取りに行ったものですが、今、甥っ子が遊びたがるのはキャッチボールより(サッカーの)リフティング。しかもうちの近くの公園は球技が禁止されていて、どちらもできません。やるなら学校の校庭で、という感じなのでしょうけど、遊びで野球に親しむ機会も減っている気がします」

 そんなBさんが通っていた近隣のバッティングセンターも閉店した。

「子供の頃はプロ野球選手のものまねをする近所の人気者とか、めちゃくちゃバッティングが上手な女の子がいたりして、そういう人に出会うのも楽しい場所でした。

 大人になってからも、休日にふと行ったり、会社帰りに少しだけ行ったりと、いい気分転換の場所だったんですけどね。野球は本格的にやる人だけが目指すスポーツになってゆくのでしょうか」(Bさん)

次のページ:子供ころに野球経験がないと行きづらい

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。