急速に増えているZEH住宅
いま、「ZEH(ゼッチ)」と呼ばれる建物が注目を集めている。ZEHは「Net Zero Energy House」の略で、高断熱・省エネ・創エネで年間エネルギー消費量を実質ゼロにする住宅。高気密・高断熱に加え、第1種換気(強制給気・強制排気を行う換気方式。導入コストや電気代がかかるが、熱交換換気システムによって室温が外気の影響を受けないメリットがある)など24時間換気を備えるのも特徴。一戸建てのほか、マンションでも普及が進んでいる。
建物を高断熱化して、太陽光発電などを使うことでエネルギー収支ゼロを目指すというものだ。
「CO2を削減することもでき、新築の建物には一戸建てもマンションもZEHが急速に増えています」
次のページ:庭作りも土の部分を減らして雑草を生やさない工夫が求められる