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【投資初心者の新NISAデビュー】第一関門にして最難関「口座開設」のプロセス お得なのはネット証券だが不安なら他の選択肢もある

1分診断「新NISA口座」はココで開く

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第一関門の「口座開設」の基本

 心の準備をして、いざ新NISAで投資デビューしようとしたときにまず立ちはだかるのが「口座開設」という、最初にして最大の関門。証券会社や銀行でも開設できるが、専門家は「お得なのはネット証券」と口を揃える。

「各種手数料が安いうえに、取り扱っている商品の数が多い。つみたて投資枠の対象商品が282本(2月末時点)もある中で、ネット証券には220本以上取り扱っているところもあります。一方、銀行だと多くても24本程度。対面型の証券会社でも50本弱なので、選択肢はネット証券が圧倒的に多いのです」(横山さん・以下同)

 マイナンバーカードがあれば、スマホで撮影したものを送るだけで簡単に口座開設の申し込みができるのも魅力だ。新NISAはまず、証券総合口座を開設し、同時にNISA口座を申し込む必要がある。

「開設の際、証券口座は『一般口座』ではなく『特定口座』を選んでおくと、利益に対する確定申告が発生した場合、必要な取引報告書などを作成してもらえます。

 またあまり利益が出ない最初のうちは『源泉徴収なし』にして不要な課税を防ぎ、20万円を超えたときに『源泉徴収あり』に変更するといい。配当金は『株式数比例配分方式』を選んでおけば、新NISAでの配当金も非課税で受け取ることができるようになります」

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