こうした一連の手続きにおいて、ネット証券は手続きから商品選びの疑問まで、わからないことがあれば自分で調べる必要がある。前出・風呂内さんはこうアドバイスする。
「窓口で丁寧に説明してほしいなら、大手対面型証券を。ネット証券より商品数が少なく、対面で手数料の高い商品をすすめられる可能性もありますが、つみたて投資枠の対象商品はそもそも信託報酬(運用コスト)が低いので、そこまで気にする必要はないでしょう」
「ネットは苦手だし、『証券会社』もなんだか怖い……」と感じるなら、地銀やゆうちょといったいつもの銀行や郵便局に行き「新NISAを始めたいです」と、すべておまかせにしてもいい。
(後編〈資産運用を成功に導く「商品選び」「投資金額」「投資期間」〉につづく)
※女性セブン2024年4月25日号