家計

フリマアプリに“出品疲れ”した人たちの本音 値切り交渉対応・丁寧な梱包…「ストレスが溜まるばかり!」

フリマアプリの出品をやめた人たちに本音を聞いた(イメージ)

フリマアプリの出品をやめた人たちに本音を聞いた(イメージ)

 不用品がお金に替わるフリマアプリ。思わぬものが売れて出品するのが楽しくなる人がいる一方で、出品を重ねるうちにストレスを感じるようになり、売るのをやめるようになった人もいる。どんな事情があるのか。フリマアプリで“出品疲れ”した人たちに話を聞いた。

値切りコメントが多すぎる

 金融機関勤務の40代女性・Aさんは、コスメやアクセサリーなどといった不用品を中心に出品し、売れることがひそかな喜びだったが、現在は「疲れたからやめました」と語る。

「送料や梱包材が値上がりしたので、以前ほど低価格で出品できないにもかかわらず、かなり安くしないと売れなくなっている気がします。なかでも、『いいね』ばかりついて売れないとストレスも高まります(笑)。

 結局は投げ売りレベルにならざるを得ないことも多くて、写真撮影や梱包、発送の手間を考えると面倒過ぎて、心が折れました」

 自分では低価格に設定したつもりでも、値切りに対応しなければならないことも、ストレスにつながったという。

「出品するとコメント対応に気を遣いますが、値切りコメントが多すぎます。『500円下げてくれたら考えます』とか、何様なんでしょうか。値下げコメントせずにはいられないんでしょうか」(Aさん)

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