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【観光大使が語るイチオシ・東日本編】小林綾子は酒田市の「だだっ子豆」の食感がやみつき、いとうまい子は愛知土産に「ぴよりん」を推挙

俳優・小林綾子(左)は『おしん』の縁で山形県の「酒田北前大使」に。いとうまい子は「LOVEあいちサポーターズ あいち広報大使」

俳優・小林綾子(左)は『おしん』の縁で山形県の「酒田北前大使」に。いとうまい子は「LOVEあいちサポーターズ あいち広報大使」

 ふるさとやゆかりの地をPRすべく、「観光大使」や「親善大使」などの肩書を持つ有名人が多数いる。このGWの行き先を決めかねている人や夏休みの旅行先をいまから考えている人に向け、各地の観光大使が、ぜひ行ってほしい場所や激推しグルメ、お土産などをピックアップしてくれた。

『おしん』時代から続く交流

『おしん』の主人公の少女時代を演じて以来、たびたび山形県酒田市を訪れている小林綾子は、その魅力を次のように語る。

「映画やドラマで訪れた場所はもちろん、土門拳記念館、本間美術館もおすすめですが、酒田の文化を感じるなら『相馬樓』。舞娘さんの踊りやお食事を楽しむ観光施設です。お土産は『清川屋』の『だだっ子豆』。枝豆の王様・だだちゃ豆のフリーズドライなのですが、豆の旨みが凝縮されていて、軽い食感がやみつきに。

 酒田にお越しの際は、海風を感じながら街を歩き、その懐の深さ、温かい現地のかたとの触れ合いを楽しんでください」

地元を巻き込んで新観光地を作り上げる

 福井県出身の清水国明は、出身地の「福井ふるさと大使」に加え、昨年から茨城県の「常総ふるさと大使」も務めている。

「取材で常総市の市長にインタビューした際にアウトドアの話で盛り上がり、都心から近くて自然が多いという環境が気に入って通うようになり、キャンプ場『くにあきの森』を造ることになったんです。それと前後して大使に任命されました。『国明式災害生存塾』でサバイバルの知恵を教えたり、『森のライブ』として市長とバンドを組んで音楽を届けたりするようになって。いまではライフワークのように、自分も楽しみながら常総市の魅力を発信しています」(清水)

 一方、小林幸子は新潟市観光大使になる前から積極的にふるさと新潟を応援する活動を行っていたという。

「2004年に中越地震が起こり、その復興支援のために2006年にいちばん被害が大きかった山古志地区に復興のシンボルとして地元のかたと『小林幸子田』を作ったんです。翌2007年には観光大使に任命され、新潟市だけでなく、新潟全体のPR活動を行っています。

 それから18年、いまでも地元の小学生たちと米作りを続けています。手で植えて、手で刈って、はざかけもします。田植えや収穫のたびに取材してもらえばPRにもなりますしね。これからも続けていきます」(小林)

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