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【ドル円週間見通し】ドル選好の地合いは続くか 為替介入への警戒感も高い

・4月29日-5月10日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)4月ユーロ圏消費者物価コア指数 4月30日(火)午後6時発表予定
・予想は、前年比+2.7%。
 参考となる3月実績は前年比+2.9%。サービス価格などの上昇率は鈍化しており、需要は特に減少していないものの、インフレ率はさらに鈍化する見込み。

○(欧)1-3月期域内総生産速報値 4月30日(火)午後6時発表予定
・予想は、前年比+0.2%
 欧州委員会によると今年1-3月期の成長見通しについて、インフレ率の低下、実質賃金の上昇、堅調な労働市場が消費の回復を支え、経済活動は徐々に加速すると予想しており、プラス成長となる見込み。

○(米)FOMCの結果発表 5月1日(水)日本時間2日午前3時発表予定
・予想は政策金利の据え置き
 最新の地区連銀経済報告によると、企業のコスト転嫁がさらに難しくなったもよう。物価について上昇は平均して小幅だったと報告されている。ただ、FRBのパウエル議長は2%の物価目標達成について「予想よりも時間がかかる可能性が高い」と述べており、利下げ開始は9月以降となる見通し。

○(米)4月雇用統計 5月3日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+24.6万人、失業率は3.8%
 直近数カ月における雇用者数の伸びの大半は教育・医療サービス業、建設業、政府部門。雇用増は広範囲に及んでいないため、非農業部門雇用者数の伸びは3月実績を下回る見込み。失業率は横ばいとなる可能性が高い。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月30日(火):(日)3月失業率、(中)4月財新製造業PMI、(米)4月消費者信頼感指数
・5月1日(水):(米)4月ISM製造業景況指数
・5月2日(木):(米)3月貿易収支
・5月3日(金):(米)4月ISM非製造業景況指数
・5月7日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表
・5月9日(木):(中)4月貿易収支、(英)英中央銀行政策金利発表
・5月10日(金):(英)1-3月期国内総生産、(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数

【予想レンジ】
・154.50円-157.50円

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