新NISAには、販売手数料が無料で信託報酬(運用コスト)が比較的安い投資信託だけが買える「つみたて投資枠」と、それ以外の商品も買える「成長投資枠」がある。
そのため、「つみたて投資枠の対象商品しか使わない」と決めておけば、どんな金融機関でも、大きな損をする可能性は低くなる。窓口では「つみたて投資枠で買える、いちばんコストが安いものが欲しい」と言えばいい。
「もし、複数の証券会社や銀行で迷っているなら、そのすべての窓口に足を運んで“ほかではこんなふうに説明してくれましたが、こちらではどうですか”などと、比較検討していることを伝えてみましょう。
そのうえで、もっとも自分に寄り添ってくれて納得できるところを選べばいいのです」(藤川さん)
(第2回につづく)
※女性セブン2024年5月9・16日号