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「事前告知してほしい」靴を脱ぐタイプの飲食店が苦手な人たちの切実な思い 「座敷席仕様の装いがあるんです」

見えちゃダメな靴下を履いてきちゃった

 靴を脱いで恥ずかしい思いをした人も少なくないようだ。IT企業に勤務する30代女性・Cさんが振り返る。

「座敷や小上がり席の時に限って、見えなきゃいいと思って貰い物のまったく好みじゃない柄の靴下とか、ドンキで激安で買ったキャラクターの靴下を履いていたことがあるんですよね……。

 一度、タイツにブーツで結構かっこよく決めたつもりのファッションの時に靴下が寿司の柄で、めちゃくちゃネタにされました。トイレで脱いでおけばよかったと恥ずかしかったです」

 Cさんの同僚で20代女性・Dさんも「恥ずかしい靴下」エピソードを明かす。

「パンツにスニーカーの時やブーツの時など、外からは見えないけど、中では靴下を履いていることはよくあります。靴下にも“見えていい”やつと“見えちゃダメ”なやつがあって、自分的には、外から見えない時はたいてい“見えちゃダメ”な靴下です(笑)。

 見えていいやつと見えちゃダメなものの違いは、クタクタかどうかですね。穴が開いていた時は、さすがに笑えなかったので、コンビニで新しい靴下を買って戻ってきました。基本的に見せたくないからどうでもいい靴下を履いているわけで、脱ぐ必要があるなら先に言ってって思います」

 靴を脱ぐ席はリラックスできそうに思えるが、時と場合によってはアタフタする人たちも珍しくないのかもしれない。(了)

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