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《アンガーマネジメント》「6秒がまん」「深呼吸」「その場から離れる」「いまに集中」など、怒りを制御するための6つの手法

怒りを抑えるにはどうするか(イメージ)

怒りを抑えるにはどうするか(イメージ)

 怒りは誰にでもある感情だが、爆発させると相手を傷つけ、自身にも悪影響を及ぼすから注意したい。

「アンガーマネジメントはアメリカ生まれの怒りを制御・予防する心理プログラムです。2008年に私が日本に導入し、2010年代から普及し始めました」と話すのは、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介さん。

 安藤さんはアンガーマネジメントの日本の第一人者で、理論や技術をアメリカから導入。セミナーやコーチングなどを幅広く行っている。

 その手法としては次の6つが代表的だ。

【1】「6秒がまんする」。これは怒りが6秒ほどで収まるため。
【2】「深呼吸をする」。これで副交感神経が高められリラックス効果を得る。
【3】「その場から離れる」。怒りの原因を視界から外せば怒りは収まる。
【4】「“~べき”という思考をやめる」。“~でもいいや”と発想を柔軟にすれば些細なことが気にならなくなる。
【5】「価値観の違いと割り切る」。これで相手の価値観を尊重できるようになる。
【6】「怒りの原因を考えるのをやめ、いまに集中する」。いまやるべきことに集中することで心を落ち着かせるためだ。

 怒りにまかせて誹謗中傷をSNSに書き込む人がいるが、これはストレス発散法としてはNG。怒りを感じたらSNSから距離をとる習慣をつけたいものだ。

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