眉毛は苦手ならばサロンでプロに頼むのも手
土台となる美肌づくりを始めたら、次は眉毛を整え、コンシーラーを活用して、クマやシミ、ニキビ跡などを隠すとよいとAさんは続ける。
「男性がナチュラルに垢抜けするためには、なによりも眉毛です。自分で鏡を見て眉毛を剃ってしまうと、左右非対称になったり、剃りすぎてしまって平成のギャル男や、細眉ブームの時のようになってしまいがち。難しいと思ったら、ヘアサロンや眉毛サロンでプロに頼むことをおすすめします。
そこからファンデーションをすぐに塗るのではなく、目の下のクマやニキビ跡、シミなどをコンシーラーで丁寧に隠すと良いです。メンズ向けのBBクリームなどをベッタリと全顔に塗るよりも、スポットで隠した方が自然です」(Aさん)
日焼け止めとメイク落としを日課に
別の美容室で働く女性Bさん(20代)は、紫外線予防と「落とす」ことがメンズメイクの第一歩だという。
「私のおすすめは、日焼け止め効果が入った乳液や日焼け止めした次を毎日必ず使うこと、そして帰宅したらすぐさま“落とす”ことです。メンズメイクというと、アイラインを引いたり、アイシャドウを塗ったり、ファンデーションを塗ったりする……などが頭に浮かぶかもしれませんが、一番大切なことは長期的にみてシミやシワを防ぐための、日焼け止めを徹底することだと思います。
SPFが入った乳液や、うっすらベージュに色づくような日焼け止め下地を先に必ず顔に塗る。もしベタベタして気になる場合は、優しくティッシュで押さえたあとに、透明のフェイスパウダーを軽く載せるだけで、清潔感のある美肌になります。
帰宅したら『ビオデルマ』のような拭き取りできるタイプのものでよいので、すぐに日焼け止めと顔の汚れを落としましょう。どれだけ顔に皮脂が出て、ホコリや汚れが付いているかわかります」(Bさん)