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【ドル円週間見通し】米金融引き締め長期化の可能性も日本の為替介入への警戒は根強い

・5月27日-31日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)5月CB消費者信頼感指数 28日(火)午後11時発表予定
・予想は96.5
 参考となる4月実績は97.0で3月改定値を大幅に下回った。将来のビジネス環境や雇用機会に対する懸念が高まっていることが指数の低下につながった。5月については顕著な改善は期待できないため、100を下回る可能性が高い。

○(米)1-3月期国内総生産改定値 30日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前期比年率+1.2%
 参考となる速報値は前期比年率+1.6%。サービス消費が堅調だったことなどが寄与した。改定値については個人消費や設備投資の上方改定は期待できないため、速報値を下回る可能性がある。

○(欧)5月ユーロ圏消費者物価コア指数 31日(金)午後6時発表予定
・予想は、前年同月比+2.8%
 4月実績は前年同月比+2.7%。外食・宿泊、その他財・サービスなどの上昇率は高止まりしている。5月については、財、サービスの価格は上昇が予想されているため、コア指数の上昇率は4月実績と差のない水準となる可能性がある。

○(米)4月コアPCE価格指数 31日(金)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+2.8%
 高金利でも経済は持ちこたえており、インフレ圧力は根強いようだ。4月のコアPCE価格指数は3月実績と差のない水準にとどまる見込み。市場予想と一致した場合、9月利下げの確率はやや低下する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・27日(月):(独)5月IFO企業景況感指数系
・29日(水):(独)5月消費者物価指数
・30日(木):(欧)4月ユーロ圏失業率
・31日(金):(日)4月失業率、(日)4月鉱工業生産

【予想レンジ】
・予想レンジ:155.50円-158.50円

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