株価トレンドの転換か、単なる調整か?
日米の主要株価指数の13週移動平均線が下向きに転じたことが、長期トレンドの下降転換を示している可能性がある一方で、単なる上昇トレンド中の調整と捉えることもできます。
市場関係者はこの変化をどう見るか、頭を悩ませており、日々のニュースや経済指標が金融政策にどのような影響を及ぼすか、それが金利動向にどう影響するかが注目されています。
現状では、どちらのシナリオも考えられるため、これからの動向を注意深く観察し、可能性の高いシナリオに基づいて適切なリスク管理を行うことが重要です。このような時期には、各種経済データや政策発表が市場に与える影響に特に敏感になるべきでしょう。
【プロフィール】
森口亮(もりぐち・まこと)/個人投資家、投資系YouTuber。1983年、埼玉県生まれ。元美容師。「Excelで決算数値を管理して、有望な成長株を中・長期的に狙う」という手法で資産を10倍に。その後も着実に資産を増やしている。著書に『1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資』(KADOKAWA)がある。YouTube「毎日チャート分析ちゃんねる」やnote(https://note.com/morip)を日々更新中。