“ごちそう感”がなくなってしまった
この4月のメニュー改定では、サーロインステーキが終売となったが、そういったメニューの変化をネガティブに捉える“元愛好家”もいる。神奈川県に住む会社員のBさん(50代男性)は言う。
「いきなり!ステーキというと、リーズナブルなステーキを楽しめるお店というイメージもありますが、個人的には“それなりにいいお肉を安くいただけるお店”という感覚だったんです。だから、ワイルドステーキやリブロースステーキよりも高い『サーロインステーキ』をよく頼んでいました。期間限定で国産肉のステーキなども提供されていて、それを頼むこともありました。
でも、いまのいきなり!ステーキでは、そういった選択肢があまりない。お肉の質としてはそこまで“ごちそう感”がないのに、以前に比べて価格が上がっている。そう思うと、ちょっと残念ですね。高くてもいいから、多少は高級なステーキを食べたいと思ってしまいます」
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