MCC国内4社のポイントを解説
●スカイマーク:定期運航率の高さは折り紙つき
1998年に運航開始。羽田空港に本社を置く。国内線輸送人員数はANA・JALに次ぐ3位、定時運航率6年連続日本一。羽田と神戸を拠点に羽田‐福岡、新千歳、那覇の基幹路線のMCCで運賃最安。ほぼ全路線提供の無料ドリンクは3種から選べる。
●AIR DO(エア・ドゥ):北海道の魅力が伝わるおもてなし
1998年に運航開始。北海道・札幌に本社を置き、羽田?新千歳を拠点にしているので、札幌その他の道内都市へ行くのに便利。MCCで唯一「中型機」を保有。2023年11月から保有4機のプレミアム席を撤去し、計12機全席普通席のみに。
●ソラシドエア:九州・沖縄から各地を結ぶ
2002年に運航開始。スカイネットアジア航空から2011年にブランド名を変更。本社は宮崎市にある。羽田、宮崎、那覇を拠点に主に九州発着便を運航している。機内では自分の端末で動画やフライトマップが楽しめる。
●スターフライヤー(SFJ):コーポレートカラー“黒”で統一した高級感
2006年に運航開始。北九州空港に拠点を置く。デビュー時から普通席も本革張りで、座席間隔は大手航空よりも広いと評判に。機内では、タリーズコーヒーが原料からこだわり仕上げたオリジナルブレンドのコーヒーが無料で飲める。
【プロフィール】
シカマアキさん/旅行ジャーナリスト。全国紙の記者を経て、フリーのジャーナリスト、フォトグラファーに転身。雑誌やWEBサイトへの執筆のほか、飛行機写真などのセミナー講師も務める。
取材・文/北武司 写真提供/シカマアキ
※女性セブン2024年6月27日号