たとえば京都は大津や宇治、東京なら横浜、大阪なら堺あたりが穴場。そんなエリアずらしの際に使いたいのがグーグルマップの活用法だ。トラベルジャーナリストの橋賀秀紀さんはこう語る。
「予約サイトには国内系と外資系とメタサーチの3種類あり、私が愛用するグーグルマップは予約サイトを横断検索するメタサーチ。検索も簡単で、まずはグーグルマップで絞った地域を表示し、地図上部に並んでいるレストラン、ホテル、アクティビティーなどの選択肢から“ホテル”をタップすると、地図上に宿が料金付きですべてずらっと表示されます。相場の把握と宿の目星をつけるのにおすすめです。
このほか、東横インなどでホテル会員になって直販価格で泊まったり、ネット検索で探せない旅館を観光協会のリストで探す裏ワザもあります」(橋賀さん)
【プロフィール】
村田和子さん/「旅で人・地域・社会を元気にする」がモットーの旅行ジャーナリスト。旅育、家族旅行、ひとり旅、クルーズなどを中心に旅の魅力や楽しみ方を紹介。
橋賀秀紀さん/トラベルジャーナリスト。旅行や航空系雑誌の編集者を経て現職。「3日休みがあれば海外」をルールに世界130か国を訪問。著書に『エアライン戦争』(共著・宝島社)などがある。
取材・文/北武司
※女性セブン2024年6月27日号