1か月分の予算はまとめておろしてもいいが、財布に入れるのは必ず「5等分」した金額にしよう。
「1か月分の予算をまとめて財布に入れると、パッと見たときに残高がわかりにくくて使いすぎに気づきにくいばかりか、使いすぎた後の挽回が翌月になってしまい、時間も労力もかかります。財布に入れるのは1週間分か、多くても半月分までがおすすめです」
ムダ遣いしがちなら、1週間分の予算をさらに7等分して、1日分ずつ財布に入れる奥の手もある。とにかく、大金を財布に入れないことが、節約上手になるための第一歩なのだ。
1週間、または1日の上限額であれば、紙幣と小銭の内訳は自由。
「ただし、ひと目で残高がわかるのが理想的。余裕があれば五円玉があるときは一円玉は4枚以下にするなど、小銭はできるだけ少ない方が管理がしやすくなります」
■後編:〈令和の貯まる財布の条件は“小さくて薄くてシンプルな財布” 赤や濃いピンクは避けたほうがいい理由とは〉につづく
※女性セブン2024年7月4日号