世界中のさまざまなスポーツが、ネット配信で楽しめる昨今。欧州サッカーファンにとってはうれしい状況だが、各動画サービスで配信されるリーグは異なり、網羅的にすべてのリーグを楽しむとなると、複数の動画配信サービスの有料会員にならなければならない。
それでは費用がかかりすぎるということで、ユーザーはもっとも見たいリーグを優先して動画配信サービスを選ぶことになるわけだが、問題は選手の移籍だ。お気に入りの選手が別の国のリーグに移籍してしまった場合、動画配信サービスの乗り換えを考えなくてはならないこともある。
現在欧州サッカーは2023-2024シーズンが終わり、移籍市場が活発化しているところ。毎日にように移籍に関するニュースが、噂レベルのものも含めて多数ネット上を駆け巡っている。
そんな移籍ニュースをまめにチェックしているというのは、都内に住むサッカーファンの会社員・Aさん(30代男性)。お気に入りの選手は、スペイン1部「ラ・リーガ」のレアル・ソシエダに所属している久保建英選手だ。
「主に日本人選手が出場する欧州リーグの試合をチェックしています。久保選手の試合を見るため、ラ・リーガを配信しているDAZNに加入しています。でも最近、久保選手がイングランドのプレミアリーグに移籍するという噂が浮上しているんですよ。でも現時点でDAZNはプレミアリーグを配信していない。もし本当に移籍したら2024-2025シーズンはプレミアリーグを配信している別のサービスに乗り換えるしかないのかなと思っています。
ただ、DAZNは日本人選手が多く所属しているフランスの『リーグ・アン』やポルトガルリーグ、ベルギーリーグも配信していて、乗り換えたらそれらが見られなくなる可能性も高い。複数のサービスを契約すると結構お金もかかるし、できれば久保選手にはラ・リーガに残ってほしいという気持ちもあるんですよね……」