牛丼チェーンの松屋が6月25日から、新メニュー「カルビホルモン丼」を販売している。ぷりっとした食感が特徴的なホルモンと、鉄板で焼いたカルビ肉、そしてにんにくの芽をコチュジャンを使った濃厚なタレで絡めてごはんにのせたもので、松屋の丼メニューといえば400円台から600円台がメインであるなか、980円という“高め”の価格も話題だ。
そこでマネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者・Aが、松屋の「カルビホルモン丼」を実食。価格帯の納得感に迫った。
都内のとある繁華街にある松屋を訪れたのは、「カルビホルモン丼」発売2日目の6月26日の夜8時頃だが、「カルビホルモン丼」はなんと売り切れ。その人気がうかがえる。
そして翌27日の午後2時くらいに再度同じ店舗にいくと、やっと「カルビホルモン丼」にありつくことができた。券売機で「カルビホルモン丼」を選び、交通系マネーで980円を支払い、席で待つことに。
「テーブルに届いた『カルビホルモン丼』は、カルビ肉もホルモンもたっぷりですが、メニューの写真と比べるとにんにくの芽がちょっと少なく感じました」(記者A・以下同)
味のバランスが絶妙で完成度は高い
カルビ肉とホルモンは、コチュジャンを使ったタレがたっぷり絡んで、オレンジ色の輝きを放っている。
「丼が届いた瞬間から、甘辛いタレの香りが一気に鼻を通ってきます。しっかりとにんにくの香りもしますが、そこまで強烈なものではなく、“食欲を刺激される香り”という感じです」