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松屋の新メニュー「カルビホルモン丼」を実食レポ 味とボリュームから探る“980円の価格帯”の納得感

松屋の「カルビホルモン丼」。コチュジャンを使ったタレに絡んだカルビ肉、ホルモン、にんにくの芽がごはんにのっている

松屋の「カルビホルモン丼」。コチュジャンを使ったタレに絡んだカルビ肉、ホルモン、にんにくの芽がごはんにのっている

名前のせいでハードルが上がっている?

 ネット上の声を拾っても〈カルビにホルモンの噛み応えがマッチして美味しかった〉、〈ピリ辛で濃い目のタレが肉と米と良く合ってて満足感が高いです〉など、好評な様子の「カルビホルモン丼」。しかし980円という価格については、〈確かに美味しいけど980円は強気な価格だなと思う〉、〈1000円近い価格ならもうちょいホルモン入っててもよかったかな〉など、やはり“高い”と感じる声も見受けられた。外食チェーン事情に詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。

「私も実際に『カルビホルモン丼』を食べましたが、この手のメニューが焼肉専門店などで出されていたら、980円でも適正な価格だと感じると思います。また、『伝説のすた丼』ではこの夏に『牛カルビホルモン焼肉丼』というメニューを販売していますが、こちらは1180円。それに比べると松屋の『カルビホルモン丼』は、どうにか1000円以内に収めたのだろうなと推察できます。

 ただ、“カルビホルモン丼”という名前を見ると、かなりスタミナがつきそうでボリューミーなメニューが想像されやすい。それこそ伝説のすた丼の『牛カルビホルモン焼肉丼』はボリューミーなメニューですが、松屋の『カルビホルモン丼』のボリュームはそこまでではない。名前のせいでハードルが上がってしまっている分、“物足りなさ”を感じる人もいるのかもしれません」

 あらゆるものの物価が上がっているいま、牛丼チェーンでも1000円前後のメニューが今後増えてくるかもしれない。(了)

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