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【これは使える!】「パスタのゆで時間を短縮」「きゅうりを3か月も長持ちさせる」…簡単に実践できる“料理で使える便利ワザ”8選

“キッチンペーパー包丁”で切ればバターがくっつかない

“キッチンペーパー包丁”で切ればバターがくっつかない

“キッチンペーパー包丁”で切ればバターがくっつかない(写真提供/島本美由紀さん)

 バターをカットするとき、包丁にくっついてしまい、いちいち手ではがすのは面倒だし不衛生。

「そんなときは、キッチンペーパーで包丁を挟んで切るのがおすすめ。特に凹凸模様がある(エンボス加工がされている)キッチンペーパーなら、切った後のバターが離れやすいですよ」(島本さん)

 包丁を洗う手間が省けるのもうれしい。チーズやようかんにも応用可能。

【1】包丁の刃の部分をキッチンペーパーで挟む。可能ならばエンボス加工の施されたペーパーを使う。
【2】バターの上にキッチンペーパーで包んだ包丁をのせて垂直に力を加えて押し切る。
【3】切り分けたバターも、クッキングシートを挟んで保存すると、1切れずつ取り出しやすい。

きゅうりは冷凍保存で3か月も長持ち

きゅうりは冷凍保存で3か月も長持ち

きゅうりは冷凍保存で3か月も長持ち(写真提供/島本美由紀さん)

 きゅうりはそのまま保存しておくと水分が抜けやすいので、冷凍保存がおすすめだという。

「きゅうりを水で洗ったらキッチンペーパーで水気を拭き取り、1本ずつラップに包んだうえで冷凍用の保存袋に入れ、冷凍室へ。そうすると約3か月保存できます。解凍する際は室温に5分おきます。凍ったままでもサクサク切れ、そうめんや冷ややっこのトッピングに活用できます」(島本さん)

保存容器のいやなにおいは“塩”で取れる

保存容器のいやなにおいは“塩”で取れる

保存容器のいやなにおいは“塩”で取れる(写真提供/島本美由紀さん)

 プラスチック製の保存容器などについた食品のにおいは洗剤で洗っても落ちにくいが、塩があれば簡単に取れるという。

「プラスチック容器の表面には細かい凹凸があり、そこににおい成分が入り込んでしまうのが悪臭の原因。そんなときは、塩水を入れてしっかり振ると、浸透圧でにおい成分が塩に吸着し、悪臭を取ってくれます」(島本さん)

 カレーなどを入れた後の保存容器におすすめ。

【1】15cm四方の保存容器に塩大さじ1を入れ、水を1cmほど注いでふたをする。
【2】ふたをしたまま20秒ほど容器を振る(容器が大きければ塩と水の量を増やす)。
【3】水洗いをして水気を拭き取ればにおいが落ちる。まだにおいが気になる場合は何回か繰り返す。

料理で使える便利技・後編につづく

【プロフィール】
島本美由紀さん/ラク家事アドバイザー。料理研究家。時短レシピや食品保存、家事がラクになるライフハックのほか、食品ロス対策にも詳しい。主な著書に『冷凍豆腐レシピ77』(小学館)など多数。

丸山晴美さん/節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。食費や水道光熱費などの節約術など、お金まわりのアドバイスを行っている。監修に『お金を活かす ハッピーエンディングノート』(東京新聞出版)など。

取材・文/桜田容子

※女性セブン2024年7月25日号

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