さまざまな工程がある料理では、いろいろなテクニックが存在する。そこで料理における“困った”を解決するテクニックを専門家に聞き、記者が実際にチャレンジ! 「これは使える」と実感したものを厳選して紹介します。【前後編の後編。前編から読む】
目次
ピザ用チーズは片栗粉をかけて冷凍保存
「ピザ用チーズは、冷蔵保存していてもカビが生えやすいため、購入したらすぐ冷凍保存をおすすめします」と話すのは、ラク家事アドバイザーの島本美由紀さん。ただし冷凍すると水分が結露し、ダマになりやすいのが難点。
そんなときは、冷凍する前に片栗粉を全体にまぶしておくのがおすすめだという。片栗粉が付いたまま調理で使っても、味などに変わりなく使えた。
【1】冷凍用保存袋にピザ用チーズ(200g程度)を袋ごと移し替え、片栗粉を小さじ1加える。
【2】袋をよく振り、片栗粉を全体になじませたら、空気を抜いて平たくし、冷凍する。
【3】片栗粉がチーズの余分な水分を吸収するので、くっついてダマになることなく保存できる。
搾って残ったレモンの皮は水回りの掃除に
レモンの皮は掃除に再利用できる。
「レモンの皮に含まれるリモネンという成分が、軽い油汚れに効きます。皮で汚れた部分をこすればスポンジいらず。煮出した水でコンロやシンクなどを磨けば、洗剤いらず。ただし、煮出した水は腐りやすいのですぐ使いきること」(節約アドバイザー・丸山晴美さん)
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