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【ドル円週間見通し】底堅い値動きか 米インフレ鈍化も円安トレンド継続の可能性も

・7月15日-19日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(中)4-6月期国内総生産 15日(月)午前11時発表予定
・予想は、前年比+5.0%
 参考となる1-3月期の成長率は前年同期比+5.3%。生産や投資が堅調だった。4-6月期については不動産市況の低迷が続いていること、個人消費や投資の伸びは期待できないことから、成長率は鈍化する可能性が高い。

○(米)6月小売売上高 16日(火)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比-0.2%
 参考となる5月実績は前月比+0.1%。自動車・同部品の売り上げが好調だった。6月については実質所得の伸びが鈍化していること、金利高の影響が続いていることから、前月比で減少する可能性がある。

○(日)6月貿易収支 18日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、-2310億円
 先行指標となる6月上中旬の貿易収支は-3768億円で貿易赤字額は前年同期比+247.2%と急増。前年6月の貿易収支は+365億円だったことから、今年6月の貿易収支は2000億円程度の赤字となる可能性がある。

○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 18日(木)午後9時15分発表予定
・予想は、政策金利の据え置き
 前回の理事会では経済成長に対するリスクは中期的に下向きであること、インフレ抑制の見通しがあることから、政策金利の引き下げを決定した。今回の理事会では賃金動向を分析し、早い時期に追加利下げが必要となるかどうか議論される見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・15日(月):(中)6月小売売上高、(欧)5月鉱工業生産
・16日(火):(欧)5月ユーロ圏貿易収支
・17日(水):(英)6月CPI、(米)6月住宅着工件数、(米)6月鉱工業生産
・18日(木):(豪)6月失業率
・19日(金):(日)6月全国消費者物価コア指数、(英)6月小売売上高

【予想レンジ】
・157.50円-161.50円

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