コンビニで販売されているおにぎりのなかで、もっともシンプルな塩むすび。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの大手コンビニ3社が、それぞれ定番商品として販売しているが、シンプルな商品とはいえどんな違いがあるのだろうか。マネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者・Aが、実際に食べ比べてみた。
コンビニ3社が、2024年7月の時点で販売している塩むすびは以下の通り。いずれも都内の店舗で購入した。
・セブン-イレブン『塩むすび』
価格:113円
カロリー:173kcal
重量(実測値):104g
・ローソン『青森県産米青天の霹靂使用 塩にぎり』
価格:117円
カロリー:200kcal
重量(実測値):124g
・ファミリーマート『塩おむすび』
価格:110円
カロリー:192kcal
重量(実測値):114g
重量ではローソンがもっとも重く、セブン-イレブンとの差は20g。見た目のサイズ的にもローソンの『塩にぎり』が少々大きめにも見えるが、そこまで顕著な違いはない。
塩っ気にムラを感じるセブン−イレブン
まずはセブン-イレブンの『塩むすび』を実食した。
「ひと口かじると、けっこうふっくらしているのに驚きます。米の粒も感じられるし、食感がすごくいい。“握りたてのおにぎり”とまではいかないものの、コンビニおにぎりとしてはなかなかのクオリティーだと思います」(記者A・以下同)
では、塩加減はどうだろうか。
「最初に食べた部分はあまり塩っ気を感じられなくて、素材重視なのかなと思ったんですが、食べ進めていくと急に塩っ気が多い場所が出てきます。あえてムラがある作りにしているのかどうかはわかりませんが、お米の味を楽しむ部分としょっぱさを楽しむ部分があり、味のアクセントの変化が印象的印象です」