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朝乃山が休場、大の里が序盤3敗…名古屋場所「ご当地力士」の不調でグッズを大量に用意した売店関係者が悲鳴

応援するファンたちがグッズを売店で買い求める

応援するファンたちがグッズを売店で買い求める

 大相撲の世界では、昔から「江戸の大関より故郷(くに)の三段目」という言葉があるように、地位や知名度に関係なく郷土の出身力士を応援する風潮がある。年3回の地方場所では「ご当地力士」に温かい声援が飛ぶ。7月の名古屋場所では愛知、三重、岐阜の出身力士に加え、静岡、長野、富山、石川、福井の出身力士も「準ご当地場所」として大応援団がバスを連ねてやってくる。

 そんな大応援団をあてにしている人たちがいる。会場のドルフィンズアリーナ内に6か所ある売店だ。おつまみや軽食のほか、応援タオルや手形などの相撲関連グッズを販売する地元の業者である。

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