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「開けたら指が届かない」で落胆の声も プリングルズの“内容量と容器のバランス問題”を検証、“中身が見えない筒状ポテチ”の類似商品と比較

▼プリングルズ

開口部からチップスまでの空間がどのぐらいあるかを計測

開口部からチップスまでの空間がどのぐらいあるかを計測

『プリングルズ』の値段は198円(税込、以下同)。オープン価格となっているため、今回は都内のドン・キホーテでの購入価格だ(7月17日時点)。定規で計測すると容器の高さは192mm、開口部から一番上のポテトチップスまでの“空間距離”は45mm。

プリングルズは1枚1g

プリングルズは1枚1g

 なおプリングルズの公表内容量は105gのところ、実測では110g(紙皿の重さは事前に引いている)。1枚あたりは約1g、薄さは1mmほどだった。

▼ドン・キホーテ『キャニスターポテトチップス』

ドン・キホーテのPB商品『キャニスターポテトチップス』

ドン・キホーテのPB商品『キャニスターポテトチップス』

 ドン・キホーテ『キャニスターポテトチップス』の価格は178円。容器は高さ233mmで、容量が多い分プリングルズよりも当然サイズは大きい。開口部からポテトチップスまでの距離は60mmだった。

全部出してみると、プリングルズよりも割れたポテトチップスが多い

全部出してみると、プリングルズよりも割れたポテトチップスが多い

公表されている内容量は150g、実測値は154gで、こちらも内容量は表示よりも多く入っていた。ポテトチップス1枚あたりの重さは約2gでプリングルズの倍。薄さはプリングルズとほとんど変わらず1mm程度だった。

▼業務スーパー『ポテトチップス』

業務スーパーで売られている、その名も『ポテトチップス』

業務スーパーで売られている、その名も『ポテトチップス』

 この3商品では容量が最も多いにも関わらず、価格は168円と最安値。容器の高さは237mm、開口部からポテトチップスまでの距離は51mm。

こちらも最初から割れたポテトチップスがチラホラ

こちらも最初から割れたポテトチップスがチラホラ

 内容量の公表値は160g、実測値は159g。なお計量法により、表示されている誤差が2%以内であれば問題はない。薄さは1mmとなり、他と大差はない。重さはドン・キホーテ『キャニスターポテトチップス』と変わらず2gだった。

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