新NISAがスタートしてから半年が過ぎた。いまなお加入者は増え続け、新規口座開設数はこの半年で約224万件、累計では1501万件、前年同期比の2.6倍にものぼる。
いまや国民の8人に1人が新NISA口座を持っている。人気の理由は最低100円からでも投資できる手軽さと、儲かった収益はすべて非課税になること。メリットが多いからこそ、取り扱う商品数は多く「どれを選べばいいかわからない」という人は少なくない。
1円でも多く利益を得るために気になるのは、やはり「みんながどんな商品を買っているのか」だろう。
上位にランクインした話題の「インド株」ファンド
まず、いまもっとも売れている好成績の商品が気になるなら「資金流出入額」を1つの基準にするといい。
資金流出入額とは、一定期間にその銘柄(ファンド)にどれだけのお金が出入りしたかを示す数値。「いまどれだけ注目されているか」の指標でもあり、最新トレンドをチェックするにはもってこいだ。
1つのファンドにいま、どれだけのお金が集まっているかを示す流出入額を純資産総額で割ると、期間中に純資産総額に対してどれだけ流出入額が増えたか、すなわち「資産に対する伸び率」がわかる。「みんかぶ」の「投資信託売れ筋ランキング」上位100をもとに本誌・女性セブンが新NISA対象商品の中から2024年1月~6月末の半年間の「伸び率」の大きい順にランキング化した。