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【新NISA】2024年上半期「純資産総額」ランキングの読み解き方 「S&P500」と「オルカン」の“2大巨頭”の違いに注目

「純資産総額」ランキング(2024年1~6月/その2)

「純資産総額」ランキング(2024年1~6月/その2)※「みんかぶ」の「投資信託売れ筋ランキング」上位100をもとに本誌作成

「今後も安定して運用が続く」という保証はない点に注意

 ただし、純資産総額もあくまで「これまでの実績」の1つで、「今後も必ず安定して運用が続く」という保証はない。値下がりのリスクは決してゼロではないのだ。

「みんなが買っている=絶対にいい商品というわけではなく、ランキング上位の銘柄の中にも販促活動が積極的に行われたもの、流行のテーマや世界経済の動向を受けて一時的に爆発的に注目度が高まったものなどが含まれるケースもある」(風呂内さん・以下同)

 例えば、インド株や半導体関連は純資産総額ランキングにも食い込んでいるが、最近注目され始めたばかりなので、今後10年など長期で見れば業績が積み上がり、値上がりする可能性も十分考えられる。

 とはいえ、その10年間で一度も値下がりせず、右肩上がりが続くわけではないだろう。そうしたリスクも鑑みて、バランスよく銘柄を組み合わせていきたい。

「最小100円からでも投資できるからこそ、ハイリスクな銘柄に多額のお金を投じるのではなく、自分の資産のバランスを見ながら“何にどれくらい投資するか”を慎重に判断する必要があります」

※女性セブン2024年8月8・15日号

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