マネー

相続の財産目録「家財一式」「その他財産」はトラブルのもと 「テレビやPC、貴金属類まで全部持って行かれた」ケースも 「財産の書き忘れ」にも要注意

相続のしくじりやすいポイント4

相続のしくじりやすいポイント4

「家財一式」や「その他財産」

 相原氏が指摘する。

「財産目録を作る際、不動産や預貯金といった大きな財産項目にばかり意識が集中し、細々とした家財などを『家財一式』や『その他財産』としてまとめてしまうケースが多いのですが、これは相続時の火種になりやすい。家財の解釈を拡げて、なんでも持って行ってしまう人が多いのです。価値があるものは個別に財産目録に記載しておくことが重要です」

 また、「財産の書き忘れ」にも注意したい。

「借金といった負の遺産を書かない人が多いのですが、これも相続時にトラブルを生みます。デジタル資産のパスワードや使っていない口座も書き忘れないようにしましょう」(相原氏)

※週刊ポスト2024年8月16・23日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。