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岩本恭生さんが明かす“妻亡き後”の生活 「食費が想像以上に増えて…」育ちざかりの子供2人と過ごす時間で背筋が伸びた

映画「極道の妻たち 死んでもらいます」舞台挨拶(1999年。左から東ちづる、高島礼子、岩本恭生)

映画「極道の妻たち 死んでもらいます」舞台挨拶(1999年。左から東ちづる、高島礼子、岩本恭生)

自分がしっかりしないと

 こうして振り返るとお金の苦労はしましたが、「妻がいない分、自分がしっかりしないと」と自然に自分の趣味の出費は後回しになりました。

 それはやはり、子供たちがいたからでしょう。母親がいなくて寂しい思いをさせたうえ私も家を空けることが多いなか、長女はソフトボール部、長男はサッカー部の活動に打ち込み、反抗期もなく本当にいい子に育ってくれました。

 寂しくても一生懸命頑張って成長する長女と長男の姿に、自分の背筋が伸びる思いでした。

 子供と過ごす時間がなければ、妻を亡くした寂しさで生活がすさんでいたかもしれません。

【プロフィール】
岩本恭生(いわもと・きょうせい)/1952年生まれ。ものまねタレント。深夜番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)の司会を務めた。

※週刊ポスト2024年8月16・23日号

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