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【ドル円週間見通し】下げ渋りか 今週発表の7月FOMC議事要旨にも注意

・8月19日-23日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(日)7月貿易収支 21日(水)午前8時50分発表予定
・予想は-2438億円
 先行指標となる7月上中旬分の貿易収支は-4744億円。前年同期比で赤字幅は2倍以上に拡大した。昨年7月の貿易収支は-613億円だったが、今年7月の赤字幅は2000億円を超える見込み。

○(欧)8月S&Pグローバルユーロ圏製造業PMI 22日(木)午後5時発表予定
・予想は45.6
 参考となる7月実績は45.8にとどまった。生産指数の低下が要因。8月については需要の持ち直しが遅れていることなどから、大幅な改善は期待できない。

○(米)8月S&Pグローバルサービス業PMI 22日(木)午後10時45分発表予定
・予想は、
 参考となる7月実績は55.0で速報値から下方修正された。大幅な需要増加は期待できないため、サービス価格を引き上げることは難しくなっている。8月については7月実績をやや下回る可能性がある。

○(日)7月全国消費者物価コア指数 23日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+2.7%
 参考となる6月実績は前年比+2.6%。電気・ガス代補助金の削減の影響によって押し上げられた。7月もこの状況は続くこと、サービス価格の上昇が続いていることから、7月のコアインフレ率は6月実績を若干上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・19日(月):(日)6月コア機械受注
・22日(木):(欧)8月S&Pグローバルユーロ圏サービス業PMI、(米)8月S&Pグローバル製造業PMI、(米)7月中古住宅販売件数
・23日(金):(米)7月新築住宅販売件数

【予想レンジ】
・147.00円-151.00円

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