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【進化する「競技用車いす」】パラリンピック通算メダル獲得数は144個、国内外のパラアスリートをサポートする日本企業の“超絶技巧”

車いす製造歴は四半世紀以上の小澤徹さん

車いす製造歴は四半世紀以上の小澤徹さん

テニス、バスケ、バドミントンの車いすも製造する

テニス、バスケ、バドミントンの車いすも製造する

 同社の製品を使用した選手がこれまでに獲得したパラリンピックでのメダル数は、1996年のアトランタ大会から数えて通算144個。

「私たちが手がける車いすをお選びいただいた選手が世界を舞台に活躍することは、この仕事の大きなやりがいです」と語る小澤さんは、パリ大会にも選手団に同行してサポートする予定だ。

取材・文/稲泉連(いないずみ・れん)
1979年、東京都生まれ。2005年、『ぼくもいくさに征くのだけれど-竹内浩三の詩と死-』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。主な著書に『復興の書店』『豊田章男が愛したテストドライバー』『日本人宇宙飛行士』『サーカスの子』など。1964年の東京パラリンピックについて取材した『パラリンピックと日本人 アナザー1964』が好評発売中。

撮影/藤岡雅樹

※週刊ポスト2024年8月30日・9月6日号

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