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【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか、日米金利差縮小予想も米経済指標にらみ

・8月26日-30日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)8月CB消費者信頼感指数 27日(火)午後11時発表予定
・予想は100.0
 参考となる7月実績は100.3に改善。8月については将来の不確実性は特に低下していないものの、インフレ改善への期待が浮上していることから、7月実績と差のない水準を維持する可能性がある。

○(米)4-6月期GDP改定値 29日(木)午後9時30分発表予定
・予想は前期比年率+2.8%
 参考となる速報値は前期比年率+2.8%。個人消費の伸びが前期を上回ったことなどが経済成長に寄与した。改定値については個人消費や企業の設備投資の上方改定は期待できないことから速報値と差のない水準となる可能性がある。

○(欧)8月ユーロ圏消費者物価コア指数 30日(金)午後6時発表予定
・7月実績は前年比+2.9%
 参考となる7月実績は前年比+2.9%。サービス価格の上昇率は鈍化しつつあるため、8月のコアインフレ率は7月実績をやや下回る可能性がある。

○(米)7月コアPCE価格指数 30日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.7%
参考となる6月実績は前年比+2.6%。労働市場が冷え込みつつあるため、購買力の低下も想定されているが、サービス価格などの上昇率は高止まりしており、コアPCEの上昇率はやや上昇する可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・26日(月):(米)7月耐久財受注
・27日(火):(独)4-6月期GDP改定値
・29日(木):(独)8月消費者物価指数
・30日(金):(日)7月失業率、(日)7月鉱工業生産速報値、(米)8月シカゴPMI

【予想レンジ】
・143.00円-148.00円

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