定食メニューよりも麺類のほうが安い傾向
つづいてうどんチェーン。丸亀製麺では、『釜揚げうどん』(並)が340円、『かけうどん』(並)・『ざるうどん』(並)・『ぶっかけうどん』(並)が390円など、トッピング無しのメニューの多くは500円以下だ。
はなまるうどんでは、『かけ』(小)・『おろししょうゆ』(小)が330円、『おろしぶっかけ』(小)・『ざる』(小)・『釜上げ』が390円など、こちらもベーシックなメニューの多くがワンコイン以内。そのほか『カレー』(小)が450円だ。
うどんチェーンの場合は、ベーシックなメニューに天かすなどの無料トッピングや100円以下のトッピングを加えることで、ワンコイン以内でのバリエーションを楽しむこともできる。
うどんチェーンと同様、立ち食いそばチェーンでもワンコインメニューが存続している。都内を中心に展開する名代富士そばは、『かけそば(うどん)』・『もりそば(うどん)』がそれぞれ420円だ。さらに『カレーライス』も500円となっている。
ゆで太郎においては『かけ』と『もり』がそれぞれ430円。小諸そばは、ライバルチェーンよりも安めで『かけ』・『もり』がそれぞれ370円となっている。
「基本的に和食系のファストフードであれば、ごはんものよりも麺類のほうが安いというのが基本です。大戸屋ややよい軒といった定食チェーンでは、1000円前後の価格帯の定食メニューが多く、ワンコインで食事をするのは不可能。中華チェーンなどでも一部の麺類のみ価格が安くされているケースをよく見かけます」(小浦氏・以下同)