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【ドル円週間見通し】ドルは弱含みか 米雇用情勢の悪化なら景気減速懸念再燃も

・9月2日-6日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)8月ISM 製造業景況指数 3日(火)午後11時発表予定
・予想は47.8
 参考となる7月実績は46.8で6月実績を下回った。新規受注指数の低下が響いた。8月については新規受注指数の大幅な上昇は期待できないため、7月実績をやや上回る水準にとどまる見込み。

○(米)7月貿易収支 4日(水)午後9時30分発表予定
・予想は-768億ドル
 参考となる6月実績は-731億ドルで赤字幅は縮小。7月については、資本財などの輸出増加の可能性があるが、財とサービスの輸入が大幅に減少する可能性は低いため、赤字幅は6月実績の近い水準となる見込み。

○(米)8月ISM非製造業景況指数 5日(木)午後11時発表予定
・予想は51.0
 7月は10業種が活動拡大、8業種は縮小。前年比+2.9%。8月についてはサービス業の成長が続いており、指数の上昇は期待できないが、節目の50を上回る可能性が高い。

○(米)8月雇用統計 6日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+16.5万人、失業率は4.2%
 非農業部門雇用者数の増加幅は7月実績を上回る見込み。月間の雇用者増加数はしばらく10万人超の水準を維持する可能性があるものの、労働市場の拡大ペースは明らかに減速している。インフレ緩和が続いていることから、賃金上昇率は年末にかけて一段と鈍化する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・2日(月):(中)8月財新製造業PMI
・3日(火):(豪)4-6月期経常収支
・4日(水):(豪)4-6月期国内総生産、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・5日(木):(豪)7月貿易収支、(欧)7月ユーロ圏小売売上高
・6日(金):(加)8月失業率

【予想レンジ】
・143.00円-146.00円

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