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【ドル円週間見通し】ドルは弱含みか 日米金融政策への思惑も交錯

・9月9日-13日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(日)4-6月期国内総生産(GDP)改定値 9日(月)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率+3.1%
 参考となる速報値は前期比年率+3.1%。4-6月期法人企業統計を考慮すると、設備投資と在庫投資が上方修正される可能性は低い。公共投資は小幅に下方修正される可能性があるが、個人消費、住宅投資、政府消費はわずかな修正にとどまるため、改定値は速報値と同水準となる可能性がある。

○(米)8月消費者物価コア指数 11日(水)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+3.2%
 参考となる7月実績は前年比+3.2%。8月については財・サービス分野の価格低下が観測されており、コアインフレ率は7月実績を下回る可能性がある。

○(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会 12日(木)午後9時15分発表予定
・予想は0.25ptの利下げ
 ECBは成長率に対するリスクは下方に傾いていると認識しているが、域内インフレ圧力の強さやサービスインフレの高さが続いている。ただ、域内インフレ圧力は年末にかけて弱まるとみられており、今回の理事会で0.25ptの利下げを行うことは妥当な判断。

○(米)9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 13日(金)午後11時発表予定
・8月実績は67.9
参考となる8月実績は67.9。9月についてはインフレの改善は好材料だが、雇用情勢は若干悪化しており、消費者信頼感指数の改善は期待薄か。

○その他の主な経済指標の発表予定
・9日(月):(日)7月経常収支、(中)8月消費者物価指数
・10日(火):(中)8月貿易収支
・11日(水):(英)7月鉱工業生産
・12日(木):(米)8月生産者物価指数
・13日(金):(欧)7月ユーロ圏鉱工業生産

【予想レンジ】
・140円00銭-145円00銭

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