ソニー・インタラクティブエンタテインメントは9月11日、家庭用ゲーム機「PlayStation5(PS5)」の上位モデル「PS5 Pro」を11月7日に発売すると発表したが、その価格が波紋を呼んでいる。
PS5が6万6980円から7万9980円(ディスクドライブ搭載モデル、以下、すべて税込み)に値上げされた時も大きな話題になったが、PS5 Proは10万円超えの11万9800円。家庭用ゲーム機で約12万円という高額さから、早くも「買うのは諦めた」というユーザーの嘆きも少なからず聞こえてきた。
「ゲーミングPCのほうがコスパがいいかも…」
メーカー勤務の30代男性・Aさんは以前、PS5を購入しようと考えたことがあるが、「もう遠い存在です」と嘆く。
「悩んでいるうちにPS5が値上げ。その時も驚いたのに、PS5 Proの値段を聞いて、もう手が出ないなと思いました。子供の頃からプレステに親しんできましたが、もう頑張って買わなくていいかなと諦めがつきました」
今回の発表を受けて、“プレステ難民”になったというAさん。「同じお金を出すなら、ゲーミングPCでいいかな」と話す。
「PS5やProのスペックを考えると、あの値段でも妥当というのは理解できます。ただ、結局はゲーム機なので、どうせならいろいろなことができるゲーミングPCのほうがコスパがいい気がするというか……。Steam(PCゲームプラットフォーム)も、サブスクのXbox Game Passもあるので、PS5専売タイトルがでない限り、僕にとってはあまり不便はないかなと」(Aさん)