「サンタしゃんに会いたい」から始まったクリスマス事件
あれば昨年のクリスマスのことでした。突然息子が「サンタしゃんに会いたい」と言い出したのです。
子どもに言われたら「なんとか実現してあげたい」と思うのが親ですから、インターネットを駆使してあれこれ調べたところ、「フィンランド大使館公認のサンタクロースが代官山の蔦屋書店にやってくる!記念撮影も出来るよ!」みたいなイベントを見つけました。
整理券の配布は11時~みたいな事が書いてあったので、「じゃあ11時少し前に着くように行こう」と自宅を出てベビーカーを押しながら代官山の蔦屋書店に到着したのですが、着いた瞬間目に入ったのが長蛇の列!嫌な予感がしつつ、係員の人に聞いてみることにします。
僕「あの……、サンタさんとの撮影会の整理券は……?」
係員の人「すいません!今並んでいる方々で終わりです!」
ガビーン。「えー!時間通りに来たのにー!」と思ったのですが、先頭は2時間くらい前から並んでいたそうで、この日は「不甲斐ないおとうちゃんでごめんな……」などと息子に謝りながら家に帰りました。
そして後日、目黒のアトレでもまったく同じことをやらかしました。着いた瞬間に「もう整理券ありませ~ん!」みたいな。すげぇ! 30分前に来てもダメか!
結局、吉祥寺で行われたイベントに2時間前から並んでなんとかサンタさんとの対面は実現したのですが、この時に「東京、とんでもねーな!」と思ってしまいました。東京に住んでもう20年になるけど、子連れがこんなにハードモードなのは知らなかった!
僕が生まれ育った大阪、及び妻の実家のある熊本でも帰省するたびに子どもを連れてあちこち遊びに行くのですが、どういうイベントであろうと、こんなに並ぶ事はまず無いんですよね。仕事柄、色んな地域に行きますが東京だけが突出してヤバい。