安さを重視して航空券の往路と復路を別々の航空会社で予約するのは、キャンセルの可能性を考えると危険だ。
「往路を欠航や条件便などで無料キャンセルした場合、復路も同じ航空会社なら合わせて対応できます。しかし航空会社が別々だと、往復の欠航がひもづかず、それぞれ規定のキャンセル料がかかります」(村田さん・以下同)
同じ航空会社の航空券でも値段が異なるのは、変更や払い戻しなどの条件が違うから。一般に安い航空券は早期から高いキャンセル料がかかり、便の変更などはできないなど縛りがある。
「キャンセル料がどれくらいで、いつから発生するのかも確認を。例えば、JALのスペシャルセイバーは、搭乗55日前までならキャンセル料は5%、54日前から出発前までは50%となり、大きく変わります」
新幹線でも、今年の夏は運休が相次いだ。運休が発表されれば当然キャンセル料は発生しないが、そうでない場合には払い戻し料金(手数料)が発生する。しかし1回までなら変更がきくため、旅行のスケジュールに調整の余地があるなら、変更も視野に入れてみよう。
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