ライフ

“無料でできるはず”の航空券のキャンセル時の注意点 往路と復路の航空会社が違うと「往路は無料」でも「復路は規定の料金がかかる」ケースも

予約前にチェックしておきたい7項目

予約前にチェックしておきたい7項目

 安さを重視して航空券の往路と復路を別々の航空会社で予約するのは、キャンセルの可能性を考えると危険だ。

「往路を欠航や条件便などで無料キャンセルした場合、復路も同じ航空会社なら合わせて対応できます。しかし航空会社が別々だと、往復の欠航がひもづかず、それぞれ規定のキャンセル料がかかります」(村田さん・以下同)

 同じ航空会社の航空券でも値段が異なるのは、変更や払い戻しなどの条件が違うから。一般に安い航空券は早期から高いキャンセル料がかかり、便の変更などはできないなど縛りがある。

「キャンセル料がどれくらいで、いつから発生するのかも確認を。例えば、JALのスペシャルセイバーは、搭乗55日前までならキャンセル料は5%、54日前から出発前までは50%となり、大きく変わります」

 新幹線でも、今年の夏は運休が相次いだ。運休が発表されれば当然キャンセル料は発生しないが、そうでない場合には払い戻し料金(手数料)が発生する。しかし1回までなら変更がきくため、旅行のスケジュールに調整の余地があるなら、変更も視野に入れてみよう。

次のページ:キャンセルの連絡は「宿泊先」「旅行会社」

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。