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米国ツアー0勝の渋野日向子が、日本ツアー7勝の竹田麗央より稼いでいる! 女子ゴルフ「日米賞金格差」が急拡大で若手の米国流出は止まらない

渋野日向子は「0勝でも2.5億円」

 30試合を終えた段階でのJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の年間獲得賞金1位は、今シーズン7勝の竹田麗央で2億119万円。2位は2勝の小祝さくらで1億4401万円、3位は0勝ながら2位が7回の山下美夢有で1億1669万円と続く。1億円を超えるのは4位の岩井明愛(1億1279万円)までの4人だけ。

 一方のLPGA(米国女子ゴルフ協会)はどうか。年間獲得賞金1位は今シーズン5勝で世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)で367万6930ドル。1ドル148円で換算すると約5億4418万円となる。日本人選手について見ていくと、米国での2位に全米女子オープンを制した笹生優花が入り、獲得賞金は275万1721ドル(約4億0725万円)。日本の賞金1位である竹田の2倍超の額となる。

 米国での3位はエビアン選手権で優勝した古江彩佳で258万7873ドル(約3億8300万円)、10位が渋野日向子で168万9093ドル(約2億4998万円)だ。渋野は全米女子オープンで2位に食い込んだとはいえ、21試合でベスト10入りは2回だけ。それでもJLPGAの賞金1位の竹田より稼いでいるわけだ。

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