「米国で0勝の西郷真央」が「日本で2勝の小祝さくら」より稼ぐ
米国に参戦する日本人選手では、笹生と古江以外は優勝がない。それでも、15位の西郷真央が128万5267ドル(約1億9021万円)を稼ぎ、JLPGAで今季2勝をあげて賞金2位の小祝を大きく上回る。46位の畑岡奈紗の66万1843ドル(約9795万円)は、今季2勝でJLPGAの賞金ランク5位の岩井 千怜(9800万8307円)と同水準になる。
米国のLPGAで69位の勝みなみは44万519ドル(約6519万円)で、JLPGAなら13位相当の金額。米ツアーではベスト10入りが1試合だけと不本意なシーズンを送っている稲見 萌寧の14万3480ドル(約2123万円)は、米国では106位だが、日本ツアーなら50位に相当する。ゴルフ担当記者が言う。
「女子ゴルファー日本一を決める日本女子オープンの優勝賞金が3000万円なのに対し、全米女子オープンの優勝賞金は240万ドル(約3億5520万円)。2位が130万ドル(約1億9240万円)、3位が78万ドル(約1億1544万円)で、トップ3までが日本円換算で億超えとなった。20位でも13万ドル(約1924万円)で、JLPGAのレギュラー試合の優勝賞金に匹敵する額です」
次のページ:全米女子オープンの優勝賞金は3年前から2.4倍に