まとめ
今回、10月に暴落のイメージが強かったことから検証を行いましたが、以下の結論が得られました。
・米国株は例年、10月の変動幅が小さくなるが、日本株は大きくなる。
・平均騰落率はプラスで、直近10年間では勝ち越しているため、プラスで終える可能性の方が高い。ただし、大統領選挙の年の10月は、リスクを取りづらい状況が続く。
このことから、暴落のイメージが強い「10月効果」ですが、過度に警戒する必要はないと言えます。ただし、暴落は予測できないからこそ、テールリスクに備えた適切なリスク管理が重要です。常に情報をアップデートしつつ、11月以降の年末相場に備えていきましょう。
【プロフィール】
森口亮(もりぐち・まこと)/個人投資家、投資系YouTuber。1983年、埼玉県生まれ。元美容師。「Excelで決算数値を管理して、有望な成長株を中・長期的に狙う」という手法で資産を10倍に。その後も着実に資産を増やしている。著書に『1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資』(KADOKAWA)がある。YouTube「毎日チャート分析ちゃんねる」やnote(https://note.com/morip)を日々更新中。
森口亮(もりぐち・まこと)/個人投資家、投資系YouTuber。「Excelで決算数値を管理して、有望な成長株を中・長期的に狙う」という手法で資産を10倍に。その後も着実に資産を増やしている