キャンペーン概要
【キャンペーン実施期間】
2024年10月8日~12月31日
【対象者】
スカンジナビア航空の公式アプリから参加登録を行ったユーロボーナス(スカンジナビア航空のマイレージプログラム)会員すべてが対象。ボーナス獲得のためにはユーロボーナスの番号を登録して有償航空券(マイル加算対象運賃)で搭乗するか、ユーロボーナスの特典航空券を利用して搭乗するかのいずれかが必要。
【ボーナスマイル】
期間中にスカイチーム(加盟17社)の異なる5社に搭乗するとユーロボーナスの1万ボーナスポイント、10社に搭乗するとユーロボーナスの10万ボーナスポイント。15社に搭乗するとユーロボーナスの100万ボーナスポイントが獲得できる。
【そのほかのルール】
このキャンペーン開始前に予約を行っていた場合も加算対象となる。フライトの事後加算は2024年12月20日までに行う必要がある。1つの航空券でたとえば2区間飛び、1つがスカンジナビア航空、もう1つがデルタ航空だった場合も、2つの航空会社に搭乗したとカウントされる。結果は2025年1月に通知される。
【対象航空会社】
スカイチームのなかでもユーロボーナスの加算対象となるエアラインだけが対象となる(下の丸括弧内は加算・特典利用での可否)。
アジア:6社
・コリアンエアー(加算可・特典利用可)
・チャイナエアライン(加算可・特典利用可)
・中国東方航空(加算可・特典利用不可)
・厦門航空(加算可・特典利用可)
・ベトナム航空(加算可・特典利用可)
・ガルーダ・インドネシア航空(加算可・特典利用可)
ヨーロッパ:6社
・スカンジナビア航空(加算可・特典利用可)
・エールフランス(加算可・特典利用可)
・KLMオランダ航空(加算可・特典利用可)
・ヴァージンアトランティック航空(加算可・特典利用可)
・エアヨーロッパ(加算可・特典利用不可)
・タロム(加算可・特典利用可)
北米・中米・南米:3社
・デルタ航空(加算可・特典利用可)
・アエロメヒコ(加算可・特典利用可)
・アルゼンチン航空(加算可・特典利用不可)
アフリカ・中東:2社
・ケニア航空(加算可・特典利用可)
・サウディア(加算可・特典利用可)
なお、エアヨーロッパとアルゼンチン航空は有償航空券でマイルを加算することはできないが、ユーロボーナスの特典航空券を発券することができる。逆に中国東方航空は有償航空券でマイルを加算することはできるが、特典航空券を発券することはできない。
どのくらいの費用がかかるのか? もとはとれるのか?
海外の掲示板では、15社を搭乗するのに3000ユーロ程度かかるという投稿も見られた。また、アジア内では、クアラルンプール→KLM→ジャカルタ→ガルーダ・インドネシア航空→シンガポール→ベトナム航空→ホーチミンシティ→チャイナエアライン→台北→中国東方航空→上海浦東→厦門航空(厦門経由)→バンコク→ケニア航空→広州→コリアンエアー→ソウル仁川で8社搭乗し、1000ドル程度という書き込みもあった。
さらにXでは、koyan334@YouTube氏が、日本(福岡)発でロサンゼルスまで周る、以下のようなルーティングを公開している。
このルートでは、ロサンゼルスから日本までの航空券を別途手配する必要はあるが、トータル40万円台でおさまりそうだ。
実際に元はとれるのだろうか。
ユーロボーナスの特典で、羽田からパリまでエールフランスのファーストクラスで往復すると、1往復につき22万5000マイル。100万マイルゲットすれば、パリまでファーストクラスで4往復してもまだマイルが余る(燃油サーチャージはかからないが、諸経費は別途必要)。なお、エールフランスのファーストクラスのパリ往復は、1往復約222万円なので、4往復で888万円相当となる。かりに50万円近く投じたとしてもその見返りが888万円であれば、投資額の17倍以上の見返りが期待できる。この点だけをみれば「買い」であることはまちがいない。