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《在阪スポーツメディアの激変》阪神「岡田語録」が消えて「火の玉語録」に 「“おーん”や“アレ”が消滅。藤川新監督の答えが優等生過ぎて…」の悩みも

各紙が藤川新監督就任を大々的に報じた

各紙が藤川新監督就任を大々的に報じた

岡田語録は「書き起こすだけで面白かった」

 藤川監督の就任会見前日までは、サンケイスポーツは「岡田監督のまあ聞いてえな」、スポーツニッポンは「新岡田語録・アレやコレや」、日刊スポーツは「岡田監督語録・はっきり言うて」、デイリースポーツ「岡田監督のアレトーク」を掲載していたが、何事もなかったように藤川語録に入れ替わったのだ。

 ただ、その内容は岡田監督時代のものとは大きく違うと話すのは虎番記者のひとりだ。

「野球解説を聞いていてもわかるが、球児新監督は饒舌。しかも理路整然としていてわかりやすい。一方で、とにかく話が長い。デイリースポーツでは監督就任会見の全文を見開きで掲載していたが、まるで日経新聞の経済記事を読んでいるようだった。答えが優等生すぎて興味を引くタイトルが打ちづらいため頭を抱えています。

 その点、岡田前監督は流行語大賞に輝いた“アレ”をはじめ、“お~ん”“そらそうよ” “はっきり言うて”“そんなんオマエ”と独特の言い回しがあって、書き起こすだけで面白かった。あと岡田監督は主語を飛ばして話すクセがある。そのため各社がそれぞれ解釈してカッコで捕捉するため、若干ニュアンスが変わってくることも。それで監督が怒って2~3日、口をきかないことも珍しくなかったが、逆に言えば各社のカラーが出る余地があった。

 野村克也、星野仙一、岡田彰布と独特の発信力がある監督の時はいいが、球児節は他社と差別化をするのが難しいそうです」

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