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《在阪スポーツメディアの激変》阪神「岡田語録」が消えて「火の玉語録」に 「“おーん”や“アレ”が消滅。藤川新監督の答えが優等生過ぎて…」の悩みも

現場の布陣も様変わり

 阪神担当記者は1社4~6人が一般的で、それぞれに担当がある。岡田氏が2年前に就任した際は、現場を離れていた監督と顔見知りのベテラン記者が“岡田語の通訳”として再投入された。スポーツ紙デスクが言う。

「今回の藤川新監督誕生に伴い、各社とも岡田氏と付き合いの長いベテラン記者が編集委員に戻り、藤川氏の現役時代の番記者が監督担当になるようです。監督広報も元ドラ1の鶴直人氏(2006年高校生ドラフト)が担当するなど現場は一新される」

 就任会見では「理想像は岡田監督」とし「岡田野球を受け継ぐ」と岡田監督の名前を何度も口にした藤川新監督だが、前出・虎番記者は「早速、脱岡田の動きが見て取れます」と続ける。

「組閣ではヘッドコーチを置かず、岡田野球を知り尽くした平田勝男ヘッドを二軍監督に復帰させるようだし、岡田氏が招聘した今岡真訪コーチと水口栄二コーチは退団する。岡田氏が地道な練習の反復をさせた秋季キャンプでは紅白戦など実戦を中心にやる予定」

 2年かけて岡田氏が築き上げた強い阪神タイガースまでもが、関西のスポーツ紙の紙面のように様変わりしていくのだろうか。

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