●【メリット2】「配当収入>生活費」の体制が実現する
あなたは、年間の生活費を把握していらっしゃいますか? 仮に、1ヶ月平均20万円であれば、年間240万円。これを上回る収入が必要になります。
「配当収入>生活費」の体制を構築しておけば、老後やFIRE後に「配当金生活」が実現します。65歳以降なら、「公的年金+配当収入>生活費」でもいいでしょう(年金の予想額は、「ねんきんネット」で試算できます)。
公的年金は今後、制度変更で受給額が減るとか支給開始年齢が後ろ倒しになる可能性が否めないので、受給額を少なめに見積もっておいたほうがいいとは思います。
このように生活費よりインカムが多い体制をいったん作れば、資産の目減りを防ぎ、メンタルも穏やかに過ごせます。資産を取り崩す機会があるとしたら、大きな買い物をするときだけでしょう。
とはいえ、「配当収入>生活費」の不等式を成立させることは、一朝一夕にできることではありません。どうしてもコツコツと資産を積み重ねるための時間がかかります。
ゆくゆくの目標として掲げ、ぜひ長期目線で配当収入を増やされてはいかがでしょうか。そのために我慢を強しいられるのではなく、がんばり続ける必要もなく、「ぐうたら」で実現できるように導きます。
次のページ:不労所得を得るための個別株投資 おけいどん式・投資メソッド(1~3)